さつまいも 癌 予防 効果 肺ガン予防するについて確かめられている事実をもとに紹介したいと思います。
さつまいも がガン、とくに肺ガンを完全にではないが予防することは証拠に照らして明らかです。
いくつかの研究は、オレンジ色のトリオ さつまいも、かぼちゃ、人参がとくに肺ガンが進行する長期間のプロセスで、元喫煙者の場合にさえも、強力にそれを妨げることを示しています。
たとえば、1986年に発表されたニュージャージー州の男性を対象にした研究では、食事と肺ガンの関係が追究されています。肺ガンにかかっている男性とかかっていない男性を比較したのだが、どんな食品をどれくらいの頻度で食べているかを調べた結果、肺ガンを予防する食品のトップに躍り出たのは濃いオレンジ色の野菜 さつまいも、かぼちゃ、人参のトリオでした。
米国立ガン研究所の研究者たちによると、さつまいも、かぼちゃ、人参を合わせて1日に半カップ相当量食べているだけで、全然食べていない人に比べると肺ガンが半分に抑えられます。
それは男性の喫煙者および元喫煙者を対象に行われた研究の結果が示しているのですが、さつまいも は他の濃いオレンジ色の野菜と協力して、肺ガンにつながるプロセスを何らかの方法で妨げるのだと研究者は結論しています。
さつまいも をふくめた野菜類を食べないことによる不利を最も招いていたのは、禁煙して五年以内の人たちでした。
しかし、10年以上も前に禁煙した人たちでもさつまいもや他の野菜を食べている人は、わずかながら肺ガンのリスクの低減につながっていたのです。
教訓として喫煙者も元喫煙者もさつまいもやかぼちゃ、人参を食べて肺ガンの危険を除くのに早すぎることも遅すぎることもないのです。
日本における調査でもまた、元ヘビースモーカーさえもが黄、緑色野菜を食べることで肺ガンから免れられることが確認されています。
しかし、そうした野菜を食べていれば煙草を喫ってもいいとは考えるのは本末転倒です。野菜を食べている喫煙者の肺ガンになる率は、煙草を喫わない人に比べるとまだ何倍も高いのですから。非喫煙者であっても周囲の人の煙草や環境、職場の汚染物質によって発ガンのおそれのある人もまた、さつまいも によって自分を守ることができるのです。
米国立ガン研究所は、濃いオレンジ色の野菜が喫煙者同様、非喫煙者、とりわけ女性の非喫煙者を守るという新たな証拠を示しています。
抗ガン因子としてよく知られているベータ・カロテンがおそらくさつまいもの主要な抗ガン成分でしょうが、他のまだ発見されていない抗ガン成分があるのかもしれません。
さつまいもにはプロテアーゼ阻害物質が豊富にふくまれており、この物質は動物でガンの形成を妨げることがわかっています。
プロテアーゼ阻害物質はまた病原ウイルスをもまいらせてしまいます。ベータ・カロテンは実験動物の黒皮症以外の皮膚ガンの予防に強い力を示しています。
最も興味深いのは1984年に日本の研究者たちが、さつまいもに「際立って強力な抗酸化作用」を見出したことです。
それが細胞を襲ってガンや老化などあらゆる種類の障害を生み出すフリー・ラジカルの括抗剤にさつまいもをしている可能性があります。
科学者たちは、さつまいも・エキスの抗酸化作用はタロロゲン酸のようなポリフェノール類を多くふくんでいることによるとしています。おもしろいことに、さつまいも・エキスそのものには、それがふくむポリフェノール化合物をすべて合わせたよりも、はるかに大きな抗酸化力があるのです。
研究者たちは、さつまいものなかにポリフェノールが備えている力を強める他の化学物質がふくまれているのではないか、という説を立てています。
さつまいもは血中コレステロール値を下げる作用があります。最近のテストで、さつまいもは、抗コレステロール剤のコレスチラミンによく似た効果を示しています。人の消化システムをシミュレイ卜した実験では、28種類の果物および野菜の食物繊維のうち、さつまいもの食物繊維が、コレステロールを捕捉する最も大きな力をもっていました。さつまいも の食物繊維は、コレスチラミンと同じくらいにコレステロールを除去しました。