キャベツはヨーロッパ原産のアブラナ科の野菜で、芽キャベツ、ケールもキャベツの一種です。キャベツには、野菜の辛み成分であるイソチオシアネート、ステロール、インドールなどがたっぷり含まれており、これらの成分には、高いがん予防効果が期待されています。
葉の緑色の部分にはβカロテンやクロロフィルが豊富です。クロロフィルには、腸内でダイオキシンなど発がん物質を吸着し、体外に排出する効果が確認されています。芯の周辺にはビタミンCが多く、細胞や遺伝子が傷ついて発がんすることを防ぐ働きをもっています。
また、 ビタミンU が特徴的に多く含まれ、胃腸の粘膜を修復してくれます。食物繊維も多く、発がん性物質をはじめとする腸内の有害物質の排出を促進する働きがあります。